静岡市の脳神経外科 脳卒中予防、脳ドック、MRI検査、CT検査なら脳神経外科専門医のいる水谷脳神経外科クリニックへ

静岡県静岡市駿河区馬渕4-11-9
   054-202-7778

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診 療 概 要

医院名
水谷脳神経外科
クリニック
診療科目
脳神経外科
リハビリテーション科
内科
医 師
水谷暢秀
(みずたにのぶひで)
専門医
脳神経外科専門医
脳卒中専門医
頭痛専門医
住 所
静岡市駿河区馬渕
4-11-9
電話 054-202-7778



顔面痙攣(片側顔面痙攣)

片側顔面痙攣とは

顔面神経麻痺では眼のまわりや口のまわりの筋肉(表情筋)が動かなくなりますが、これとは逆に表情筋が自分の意思とは関係なくピクピク動いてしまう病気です。ふつう目の周囲から始まりだんだん口元へと広がります。最初のうちの症状は疲れなどでまぶたのぴくぴくする症状との区別が困難です。徐々に進み、あごの下の筋肉も痙攣するようになります。また緊張すると痙攣が強くなります。中高年の女性に多くみられます。

片側顔面痙攣の原因

片側顔面痙攣は、脳の血管により顔面神経が圧迫されて生じることが多く、顔面神経麻痺とは病気の原因が異なります。一方、末梢性顔面神経麻痺の後遺症として顔面痙攣が生じることもあります。

片側顔面痙攣の検査と診断

片側の表情筋の痙攣があり、CTやMRI検査で脳や顔面神経に腫瘍性病変がなければ、この病気が疑われます。

片側顔面痙攣の治療

症状が軽い場合は精神安定薬や抗痙攣薬などによる内服治療が行われます。心身の安静も大切です。薬の内服で改善がなく、症状が悪化する場合は、手術療法(血管による神経の圧迫を除く手術で、脳外科で行われる)やボツリヌス毒素の注射(筋肉の動きをブロックすることにより痙攣を抑える;当院で施行可能です)が行われます。
病状に合わせて治療法を選択することになるので、脳外科、神経内科専門医の診察を受けることをすすめます。
末梢性顔面神経麻痺の後遺症の場合はボツリヌス毒素の注射が有効です。

片側則顔面痙攣の予後

手術療法の場合、通常手術の翌日午後には食事がとれるようになり、2-3日以内に身の回りのことは自分でできるようになります。1週間から10日後には退院できる場合がほとんどです。片側顔面痙攣は血管の圧迫によって顔面神経が過敏になっていることが痙攣の原因ですが、痙攣そのものは神経が過敏になることが原因でおこります。ですから神経への血管の圧迫をのぞいてもすぐに痙攣がなおらないこともあり、長い人では1年以上かかることもあります。しかし、2年をすぎて痙攣がとまることはあまりないといわれています。熟練した術者では長期経過で91%の治癒または改善との報告があります。
ボツリヌス毒素の注射の場合、外来での一度の治療で3-4ヶ月は症状が楽になります。侵襲が少なく入院の必要がない点が手術よりも利点ですが、効果は一時的なため、3-4ヶ月毎に繰り返さなければなりません。

片側顔面痙攣の注意点

片側顔面痙攣は、動脈硬化や精神的ストレス、疲労などと深い関係があります。日常生活においては動脈硬化の予防として、高脂肪食をさけ、飲酒・喫煙を控えましょう。また、ストレス解消を心がけ、十分な睡眠をとり、疲労の解消に努めてください。


ボツリヌス療法について

当クリニックでも行っております。
保険診療
一回の治療で、1万7千円前後(3割負担)の料金がかかります
詳しくは、こちらhttp://btx-a.jp/kao/cure/botulinus.htmlをご覧ください。
顔面痙攣でお悩みの方は、まずは確実な診断が大事ですので、
一度外来受診の上、お気軽にご相談下さい。

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